2010年3月18日木曜日

英国流 アフタヌーン ティー

スコーン焼いてみました。これ私の仕事のひとつ・・・
ある雑誌に月に一度連載している お料理ページ。 ”簡単 世界のお料理” という特集で世界中の料理や食べ物お話、レシピを紹介しています。

ちなみにこれ、6月号用。

材料、調理過程、完成 の写真を撮らなくてはならないのが、ちょっと大変・・・たまに写真撮り損ねて、手遅れ なんてこともしばしば。料理は巻き戻しができないからね・・・
これが、イギリスの伝統的なスコーンです。
あっさりと軽く作るのがコツ。だって、これに、クロッテットクリームやイチゴジャムはさんで食べるから、スコーン自体はあっさり作るのが基本。

アフタヌーンティーとは?

英国人の80%はお茶を飲む習慣があり、年間の消費量は、日本人の26倍にもなるそう。
日本とイギリスの共通する習慣のひとつが、お茶文化。日本でも 3時の`お茶 があるように、英国は午後4時がティータイム。英国人にティタイムに会いましょう。 なんて誘われた時は、それは4時を意味するのです。

一体英国には、一日に何回お茶の時間があるの?


Tea Break  仕事などの合間にお茶を飲んで一休みする習慣のこと。
Early Morning Tea
 目覚めのお茶。朝目覚めた時に飲む紅茶のこと。
Breakfast Tea
 朝食の時のお茶。
Elevens
 午前11時のお茶。昼食前の一休みに飲む紅茶。
High Tea
 夕方6時頃から6時半頃に料理を食べながら飲むお茶で。「軽い夕食」のこと。
Night Cap
 就寝時のお茶。眠ることを考慮に入れて、ハーブティーが好まれる。


アフタヌーン ティーは、1800年代に、第七代ベッドフォード公爵婦人によって、午後4~5時くらいに軽食を取りながら、女性向けの社交の場として広められまたとのこと。つまり観劇やオペラ鑑賞など、夜の社交好きな英国人が夕食に準ずる喫茶習慣。
食べ方は、紅茶と共に、3段重ねのティースタンドにキュウリ、卵のサンドイッチが下の段に、中段にはスコーン、そして上段には、ヴィクトリアケーキやフルーツケーキが乗せられ、基本的には、下から上の順に頂いて行きます。たまには、イギリス スタイルのお茶の時間もいいかも。そんな優雅な時間があればいいのだが。ちなみにこのスコーンは 冷凍庫へ直ぐに入れられてしまいました。

バターミルクを使ったイギリス流スコーン。リッチなクロテット クリームと甘いイチゴジャムと一緒に頂くので、スコーン自体はシンプルな風味に仕上げるのがコツです。アフタヌーンティー用には2cmの円形で小さめに上品に。





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